前回はここまででした。
きょうは色を付けていきました。
が、予想してた以上に大変な作業だと判明。
特にぼかしの部分。
試行錯誤した結果、コツコツ点描するのが一番それっぽいかなと。
フォトショップでやればブラシでもっと簡単だと思うけど、
イラストレ―ターで描いとくと、
ベクター画像なので後からサイズが自由自在になるって事と、
木版の彫った線の雰囲気はイラレの方が近い気がします。
という事で、
終わりませんでした。。
点描描く時は早い音楽かけてノリノリでやらないとやってられません!
気が付いたらこんな時間でした。。
あと、描くまで気付かなかったけど、こんな事やってたのか!
と、驚いた点がありました。
というか、この方法で描かないとこうならない。
まず、北斎漫画は原画を北斎が描いて、
それを元に彫師さんが木版を彫って、
刷り師さんが刷った木版画だという前提があります。
それらを踏まえて、ヒレの部分なのですが下の画像をよく見ると、
・ヒレの表側(画像左下)を描くときは白地に黒で線を引くようにしてヒレを描いていますが、
・ヒレの裏側(画像右上)を描くときは黒で塗った後に白の線で抜くように描かれています。
説明難しい、、、
上の画像は僕が描いた物ですが
ココはこだわったのでそれなりに忠実に再現出来てると思います。
こうすることでヒレの表裏の質感、色を描き分けています。
北斎が原画を描いた時点では描き分けはしていても
こんな事はしてないと思うので彫師さんの仕事だろうと思うのですが、
北斎がどこまで彫師さんに指示していたのだろうか?等、想像が広がって楽しかったです。
どなたかそこら辺の事を詳しい方いらっしゃいましたら是非ご教授下さい!!
まだまだ気が付いてないだけでこんな事をサラっと
山ほどやってるんだろうなと思うとワクワクが止まりません!
次回へ続きます!
シリーズ北斎漫画模写
第①回 宇宙人とウナギを描く
第②回 宇宙人とウナギを描く
第③回 宇宙人とウナギを描く
第④回 宇宙人とウナギを描く
第⑤回 宇宙人とウナギを描く FINAL!
0 件のコメント :
コメントを投稿